Bloody Mary
日本の出汁が、カクテルの常識を変える。
しじみのコクとセロリの清涼感、トマトの酸味と甘み。
異国の素材と日本の出汁文化が融合し、今までにない奥深い味わいを実現しました。
Japanese Dashi Changes the Rules of Cocktails.
The richness of clams and the refreshing taste of celery, the acidity and sweetness of tomatoes. The fusion of foreign ingredients and Japanese dashi culture creates a depth of flavor never experienced before.

きっかけは海外の声と日本の発想
出張の途中、海外のセミナーや試飲会で出会った人々の声が、私たちに新しいヒントをくれました。
「ブラッディメアリーを作るときに余るトマトを、何とかできないか」「日本風の出汁を効かせた味わいにできないか」
——そんな問いかけが、このリキュールづくりの原点になったんです。
試作を重ねてたどり着いた味わい
奈良の蔵に戻って、国産ウォッカにトマトピューレ、セロリに、日本らしさを出すために、しじみ汁を加えて試作を重ねました。
最初はアルコール度数25度。
ソーダで割ると美味しいけれど、もう少し軽やかさが欲しいという声が多かったので、12度に調整してみたんです。
すると、しじみ汁の出汁の味がしっかりと顔を出し、ビールで割ると「これ、めちゃ美味しい!」と大好評。
高い度数の中に隠れていた風味が、今度はちゃんと主役になってくれました。
色々なお酒とも好相性
ウォッカやジン、焼酎、日本酒、白ワイン——どんなお酒とも仲良くなれて、素材の個性をしっかり引き立ててくれます。
特にウォッカと合わせると、しじみの旨味がグラスの底からそっと支えてくれて、トマトとセロリが軽やかな余韻を残してくれるんです。
和洋折衷の新しいカクテルが、静かに、でも確かに、私たちの心を揺さぶってくれます。
ストレートでも、ロックでも、ソーダ割りでも楽しめます。料理と合わせても、カクテルのベースにしてもOK。
どんなシーンにも寄り添って、飲む人の物語をそっと彩ってくれるんです。
トマト、セロリ、しじみ汁——一見異質な素材たちが、グラスの中で手を取り合い、忘れられない味わいを紡ぎ出してくれます。
日本の伝統と異国の素材の出会い
日本の食卓に欠かせないしじみ。
その深い旨味とミネラル感が、地中海のトマトの酸味と甘み、セロリの爽やかな香りと出会って、新しい風味の扉を開けてくれました。
肝機能を守るしじみは、昔から日本人の暮らしに寄り添ってきた存在です。
そんな伝統と、異国の素材が出会うことで生まれる新しい体験は、まるで旅先で偶然出会った風景のように、心に残ります。
新しい風をもたらす個性
クラフトカクテルの世界にも、語れる個性が欲しいですよね。
セロリの清涼感としじみのコクが、トマトベースのカクテルを奥深く仕上げてくれます。
ブラッディマリーの再構築や和風レッドスナッパーなど、創造性を刺激する素材として、バーのカウンターに新しい風が吹きます。
SNS映えも、語れる一杯も、このリキュールならきっと叶います。
季節に左右されず、いつでも安定した美味しさを楽しめるのも嬉しいポイント。
素材の持ち味を活かしながら、通年で変わらぬ美味しさを届けてくれます。
飲食店や小売店にとっても、扱いやすさは大きな魅力。
定番カクテルのラインナップにも、季節限定メニューにも、そっと寄り添ってくれます。
既存の枠に収まらない新しい価値
このリキュールは、既存のカテゴリーには収まりません。
素材へのこだわりと独自の製法が生み出す複雑な風味は、プレミアムな価値を持ち、発酵食文化やだし文化、健康志向のトレンドとも響き合います。
新しい体験を求める人に、納得の一杯を届けてくれるはずです。
「トマト×セロリ×しじみ」の新しい世界。この一杯が、次の定番になるかもしれません。
思わず「おかわり!」と言いたくなるような、そんな一杯。
旅の記憶と人々の声が重なり合って、新しいリキュールが生まれたんです。



