吉野杉の樽を焼く

2018年夏、
3週間に渡るスコットランドの
シングルモルト蒸留所での研修で感じた造りへの情熱と
長期貯蔵の技術を何とか吉野の清酒で表現する事が出来ないかと
試行錯誤を繰り返し、
辿り着いた答えの一つが樽酒でした。

吉野杉で組上げた樽の内側をしっかりと焦がし、
樽の香りに負けない清酒を5日間程度貯蔵する事によって、
焼いた樽由来の香ばしい香り、
バニラやメープルシロップの様な風味、
キャラメルの様なフィニッシュに、
吉野杉の風味と清酒の味わいが上手くマッチし、
今まであまり感じた事の無かった新しいお酒が出来上がったと感じています。


室温程度に戻し、
ワイングラスで香りを楽しみながら焼き魚や肉料理と一緒に。
大きな氷を入れたロックグラスでスパイスを利かせた
鶏肉料理や中華料理などと一緒に。

【詳細スペック】
原料米:兵庫県産 山田錦
精米歩合:50%
酵母:M310
日本酒度:+2
酸度:1.1
アルコール度数:17度
容量:300〜500mlでボトリング予定

吉野杉で組んだ樽の内側を十分に焼き、
大吟醸の生原酒を肌添え。

調温・調湿された貯蔵庫にて約20日間熟成。
瓶詰め後、直ちに瓶燗し、氷温貯蔵(-3℃)しております。

1バッチ約80本程度(樽1本)毎の限定品です。
年内に販売開始予定です!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です